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20年で奨学金返済完了

by 渋谷雄大

奨学金を20年かけて返還いたしました

先日、突然日本学生支援機構からハガキが送られてきました。
開いてみると、返還完了証なるものでした。
大学の受講料を全額奨学金で賄って通っていたいのですが、まさか20年も返済が続くとは思いませんでした。正直、支払いが滞ってしまったり色々と紆余曲折あったわけですが、何とかかんとか支払い完了。

20年支払い続けるというのは、かなりしんどい事なのですが、終わってみるとその分清々しさが倍増です。

何事も考え方次第と言いますか、どんなにしんどい状況であっても返済を続けていくという継続力は仕事にも活きているように感じます。すべて自由に生活できるのではなく、いつも足枷として付いて回ってくる奨学金返済の負担。心理的にもじわじわ響いてくるものです。

今だから告白しますと、正直支払いができず返済から逃げて、支払いが滞り、督促を受けて、そしてBリストに入ったこともあります。常に奨学金返済が心の何処かにある一方で、でも結局最終的には自分自身が真正面から向き合わなければ解決しない問題であることなんですよね。

誰かのせいにしても何も変わらない。
だからこそ、全力で奨学金返済と向き合う。
それが仕事の活力につながっていく。

奨学金返済というのも、僕自身の一部で、今の僕自身を形作る大きなプラス資産だったのだな。って完済した今思えるんです。もちろん、もう一度やれと言われたらやりたくないですが。

奨学金制度に問題が色々と取りざたされていますが、個人的にはこの制度は必要だと思いますし、今後もあって欲しいと思います。
実際的には単なる借金ではありますが、借金であるという事をしっかりと受け取る側に理解してもらうことさえできれば十分価値はあるんだと思うんです。その上で、判断して奨学金を受けるかどうするかを判断する。

とにかく「奨学金ありがとう」って言いたいです。

追記:それと返済に関してですが、支払えない場合などはマメにしっかりと学生支援機構に相談していれば、ある程度の融通は効かせてくれるという印象です。確かに「一括返済を求められた」という話も聞きますが、そういう方の多くは、様々な督促を無視し続けて「悪質」と判断される場合なのではないかなという印象なんですよね。
そういう意味では、一般の金融機関よりも親身になって相談に乗ってくれました。


渋谷雄大
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