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ホーソン効果

by 渋谷雄大

ホーソン効果

ホーソン実験という有名な実験があります。
何かというと、工場の作業効率を分析する実験が行われました。
例えば、工場内の照明を明るくしたときと暗くしたときの作業効率との関係。
例えば、部屋の温度を上げたときと下げたときの効率の違い。
例えば、給料を上げたときと下げたときの効率の違い。
こんな風に、いろいろな条件を変えて効率がどのように変わるか、を実験したものです。

結果、照明を明るくすると効率は向上、暗くしても効率は向上。
結果、温度を上げたら効率は向上、下げても効率は向上。
結果、給料を上げたら向上、下げても向上。

ん?どんな条件であっても効率は向上した!ということから気が付きました。
「誰からから見られて、期待されることこそ効率向上の最大の効果なのだ!!」って。
要するに実験をするということで、労働者は見られているという刺激を感じて、結果効率は向上したという有名な実験です。

コンサルタントの役割のひとつ

コンサルタントという仕事は、このホーソン効果を生み出す役割も担っています。
みなさんの職場に急に外部の人間が入り込んでいくのがコンサルタントという職業です。
そして、あれやこれやとアドバイスをする。
しかも、結果についても追跡確認をしていく。
そうなると職場のスタッフとしては、良いも悪いも緊張状態に置かれます。
見られているという状況に対して、自然と効果と効率は高まっていくことも多いんです。

閉塞した企業やマンネリ化した企業の場合、経営者と従業員との関係がだらけてしまっているケースも多いんですね。そういう時に、コンサルタントという職業は嫌われ役として介入することもあります。

面白いのですが、コンサルタントという共通の敵?ができることで、それまでだらけていた社内のスタッフ同士が急に協力しだすことがあります。そして共同でコンサルタントというわけのわからない敵に立ち向かいはじめる。

結果、自社の生産性が向上することってあるんです。

これも一種のホーソン効果です。
顔見知りで気心が知れている社内に、急に外敵が入り込んでくる。
そしてその外敵が社内のスタッフにチェックを入れてくる。
もうそれだけで、緊張状態が生まれ、普段の仕事が変わってくる。

何かを始めたらホーソン効果を利用してみる

僕の場合は、ダイエットや筋トレ、禁酒など何かをはじめる時はホーソン効果を利用するようにしています。簡単なことでいつも誰かに見られている状況を作り出すことです。

周囲に言いまくることで、自分自身に刺激を与え、行動を鈍らせないようにしています。

おかげさまで今のところ、これらの取り組みは成功中。
マンネリを防ぐうえでもホーソン効果は有効です。

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渋谷雄大
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