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コンサルティングは2つの視点で

by 渋谷雄大

さて今週はコンサルティングメインの週となります。
コンサルティングを実施する際には2つの視点を必ず持つようにしているんですね。
今日はそんなお話です。

具体的な事例(具体化)

ひとつめは事例などを多様しながら相手にイメージを膨らませるための具体化。
出来る限り具体的な事例を使って解説することで、相手に具体的なイメージを持ってもらうためのものです。
どちらかと言えばこちらの切り口のほうが得意かもしれません。

メリットは、事例がガッチリハマれば企業にとって、高い即効性が期待できるということ。
また、聞いていてとても楽しく、役に立ちそうな気がするということです。
デメリットは、具体的な事例=応用性が低くなってしまいがちで、創意工夫が生まれにくいということでしょうか。単なる、モノマネになってしまうケースがあります。

原理原則の抽象化

もうひとつは原理原則を中心にアドバイスしていく、抽象化です。
組織論やマーケティング論、戦略論、ランチェスター戦略など一見すると分かりにくい方法論ですが、こちらもコンサルティングでは良く使わせていただきます(ただしこれらの論はクライアントに言葉として伝える必要はなく概念として私が持っているだけです)。

こちらのメリットは、応用力が効くということでしょう。
具体的な事例が書いていないため、それぞれの企業の立場や考え方により解釈を自分自身で加えることができます。企業は日々、様々な課題に直面しています。そしてその課題はすべて異なるものです。事例でガチっとはまらないものばかりです。しかも、解決策はどの教科書にも載っていません。
そんな時に必要なのが、原理原則論です。

抽象的だからこそ、応用が効く。
自分自身で判断するための拠り所としてとても重要な視点です。

デメリットは、応用力が効く一方で、応用力がない人には扱いこなせない可能性があるということです。企業経営を十分に行っている経営者にとっては原理原則論は非常に役に立ちますが、起業したてで、十分に企業経営の経験が蓄積されていない場合は、抽象的すぎて何を応用すれば良いのかがわからない可能性があるということ。

僕自身は、実務型コンサルタントですので、原則的には「具体論」を中心にアドバイスをしていきますが、それでも経営者のタイプにより抽象論と具体論の特性を使い分けていくんですね。

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渋谷雄大
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