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商工会議所と創業支援

by 渋谷雄大

先週は、日本商工会議所主催の創業支援担当者研修会の講師として大阪で2日間にわたって講師として登壇させていただきました。
この研修は全国の商工会議所の経営指導員を対象にした研修だけあって、普段の研修とはまた異なる意味で緊張するものです。何と言っても日頃から経営者のみなさまとやり取りしている方々です。

そんな中で毎年講師としてお呼び頂けているのは大変ありがたいことでして、やるからには最高の内容にすべく全力で勤めさせていただきました。

https://www.facebook.com/kukkin999/posts/1558293767554316/
https://www.facebook.com/kukkin999/posts/1559418770775149/

ということで、今日は先日の創業支援担当者研修でお話しさせて頂いたことを少しだけ。
それは、商工会議所のあり方についてです。

創業支援と商工会議所って、これから創業する人にはあまりイメージが結びついていないんですね。
商工会議所って名前自体が堅苦しいイメージが強くて、これから創業しようとしている主婦や若者なんかはまず怖くて足を踏み入れることができない。
イメージが結びついていなければ、創業支援をやっていても創業者はやってきません。
だからこそまずは創業支援を商工会議所がやっていることと、商工会議所のメリットをちゃんと伝えなければならないんですね。

で、僕の場合は「OODAループ」の2つのOが商工会議所を活用するメリットなのだと思っているんです。

詳しくは、ウィキペディアを見てほしいんですが、簡単に言えば、O=監視、O=予測、D=意思決定、A=実行のループを素早く回していくことで変化の激しい状況で素早く対応していくための方法論です。
先が読めない創業の場合は、PDCAよりもOODA主体です。

そして、最初の2つの「O」。
この部分が、商工会議所が担うべき役割なのだと考えているんです。
この2つのOですが、監視する、予測するためには経験や知識、才能が必要不可欠であるとされています。
要するに、未経験の人間が2つのOを実践しようとすると、的はずれな監視と予測をしてしまう可能性があるということなんです。
未経験者がこの2つのOの精度を上げるための解決策は2つ。
1つは、経験者からのアドバイスをもらうということ。これこそが商工会議所の役割です。
もう一つは、複数人(複眼)で考えるということ。様々な分野の人間からの意見交換によって精度を上げるという方法です。これは創業塾やセミナーなどに参加して、様々な人間と意見交換しながら精度を上げていくことにつながると思います。

経験が浅い創業者にとって、専門家からの意見と様々な人間との意見交換が出来る場、というだけでも大変な価値がある場所なのだと思います。
自分自身の創業プランをブラッシュアップするには最高の場所なんです。
でもそれが伝わっていないのがとても残念。

そんなことをみんなで考えたのが、先週の研修なのでありました。

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渋谷雄大
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