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唯一のデメリット

by 渋谷雄大

FacebookなどのSNSで圧倒的に変わったことが、見えなくて良いところまで見えてしまうこと。にありますね。SNSが無かった頃は、自分が知り得ることができる情報は限られていましたが、今や、知らなくても良いところまで勝手に情報として入ってくるようになりました。

これまでは「噂話」だった類のものが直接耳に入ってくるようになったわけですね。
例えば、「今日は用事があるので」とBさんに断られたAさん。でも、その日たまたまBさんのSNSを見ると、別の人と楽しそうに飲んでいる姿がSNS上にアップされていました。なんで大切な用事で断ったのに別の人と楽しそうに飲んでいるんだ!ってガッカリしますよね。
人間関係において、知りすぎるって決して良いことばかりでは無いように思います。

より多くの関係者の行動や考えが常に自分の頭に流入してきているということ。
人は無関心では居られませんから、気疲れしてしまいます。

先日言われたのが、競合他社のことが気になってついついSNSで追いかけてしまう。競合他社が新しい仕事を受けていると、ついつい嫉妬してしまう。
逆に自分のSNSに競合他者からの嫌がらせ的なコメントやクチコミを拡げているようだ。という相談もありました。

特に、真面目な性格の人はSNSにハマりやすく、そして気疲れもしやすいようです。
SNSがインフラ的に活用されるようになってから、便利になった一方で、今までには感じなくても良かったようなストレスにも晒されるようになりました。

人には見られたくないような陰は人には必ずあります。
小売店でも、店員の死角になるような陰の場所と、陽の場所をレイアウトします。
店内がすべて陽ですと、購入するかどうか考える気にならないんですね。
人が何かを購入する時は、少し陰の落ち着いたところで考えるんです。
そういう意味では、陰の場所を意図的に作ってあげることが重要なんです。
そして陰で考えているお客様は店員はそっと放ってあげることが大切。そうやって人は買うという決断をするんです。

少し話が逸れましたが、SNSっていうツールは、そういう陰の部分までさらけ出されてしまうようなツールでもあるんです。でも今のSNSでは陰の部分が見えてしまうと、それを真正面から受け止めてしまうという傾向にあるんですね。
嘘も方便ではありませんが、もし「用事があるから」と断られて別のところで飲んでいたBさんを見つけても「僕を裏切って!」なんて狭い了見ではなく、「大切な用事の後に楽しんでいるんだな〜。おつかれ!!」くらいの気軽な気持ちで見てあげれば良いと思います。

見えていることを敢えて見ない寛容さも大切ですね。

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渋谷雄大
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