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パターンがわかる人は強い

by 渋谷雄大

成功パターンが見えると強いんですね。
というのも、以前勤めていた会社は社長の夜逃げで倒産(厳密には整理)したわけですが、昨日、たまたまご本人をネット上で発見。
だいぶ雰囲気は変わりましたが、社長はやっぱり社長。
はい。
別事業を立ち上げて、ビジネスを展開していましたよ。
おそらく数十億円の売上は上げていますね。

当時は完全にブラック企業だったわけで、早朝から深夜まで長時間労働は当たり前でしたよ。
しかも従業員は使い捨てですね。

色々と問題を抱えていたために立ち行かなくなったのですが、先日、新しいビジネスを立ち上げており、内容を分析してみると、「完全に事業を成長させるパターンを把握している」ってことです。

しかも、事業内容は全く別であっても、ビジネスの成長パターンや事業の作り方が非常に似ている。
そして重視しているのが、メディア対策です。
まず、これから成長するであろう事業(今後伸びそうな領域)を必ず選択しています。
ですから当然、メディア取材も増えるわけですね。
メディアにうまく露出することで話題性を作り、一気に認知度を上げていく方法。

そして、組織は一気に拡大させています。
ここぞという時に、大きな投資をして事業拡大を躊躇せずに行います。

また、このくらいの規模では、従業員みんなで意思決定していくようなスタイルよりも、上意下達型のボス猿型組織が手っ取り早い。ボスひとりが上に立ち、その下は全員平社員。
突撃隊としての社員の特性を統一させることでコントロールを強く発揮させる。
インセンティブを大きくし、突破力ある人材を優遇する。

そして、おそらくですが、この社長は、事業を永続的に続けるという発想はない。
波に乗れるビジネスを探し出し、短期的に成長させていった後に、キャッシュカウ(次の事業の資金源)として資金を増やす方法を実践しているようです。

ですから、ひとつの会社で2つの事業を作っています。
ひとつはキャッシュを生み出す事業。
もうひとつは次のビジネスの種となる事業。

この社長は、知っているだけでも3回以上は会社を潰していますし、離婚経験も3回以上だそうです。
潰れても立ち上がる方法を熟知している(と思われ)、潰れることを一切恐れていない。
そして伸ばす方法を完全に習得している。

僕自身は絶対にこういうビジネスをやりたいとは思いませんが、学ぶべきがあるとすれば、大きな失敗経験を相当積んだ上でこれらの方法論を身につけていったのではないかということです。

ここからがとっても重要です。
結論として経営者にとってもっとも重要な要素を一つ挙げろと言われたら「タフなメンタル」。
タフなメンタルさえあれば、会社が潰れようが何しようが失敗経験を積むことができる。
タフなメンタルがないだけで、失敗を恐れ、立ち上がることを恐れるようになるんですよね。
メンタルを強くするって最強かもしれません。→メンタルを強くするためには筋トレですね!

あまり触れたくはない過去の話ですが、それでも、コンサルタントとしては興味が尽きない対象であることは確かです。深入りはせずに注意していきたいと思います。


渋谷雄大
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