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一流の条件

by 渋谷雄大

なんてものはありません。

一流になるための条件と称して色々な本が出ていますよね。
で、もしその本通りにやって一流になれるのであれば、世の中は一流だらけでしょう。
そして世の中全部が一流になると、今度は一流の中でも二流や三流が生まれてきます。

僕はオンリーワンなどは存在しないと思っています。
だって、人間って、何かと比較しなければ自分自身の価値を把握することが出来ない生き物。
世の中に自分一人だったら、自分自身の価値はよく分からなくなってしまいます。
確かに理想論としては、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指そう!と言いたいのですが、実際問題本当のオンリーワン商品は売れない可能性が高い。
世の中に知られていないようなオンリーワン商品は価値を認識することが難しい。

で、先日、初耳学で伝説の実演販売士であるレジェンド松下さんがオモシロイことを言っていました。
我々が扱う商品は「売れていないけれど魅力的な商品を扱う」のであって棚に置いておけば勝手に売れるものは扱わないんです。
〜省略〜
で、その商品の魅力を伝えるための魔法のキーワードが「普通の商品は、、、ですが、なんとこの商品は」「一般的には、、、ですが。」という言葉を使って一般的なし商品との比較をするそうです。
そうすることでお客様は、はじめてあの商品とこんなところが違うんだ!と安心し信頼するそうなんです。
一般的な普通の商品がその中に存在しているからこそ、その商品の魅力を効果的に伝えることができるってことなんですね。

これと同じで、一流の条件が本当に存在した場合、そこで差別化はできないですね。右習えで金太郎飴のような一流が育っていくはず。でも世間の一流を見てみると、そんな紋切り型の人材ではなく、それぞれとっても個性的なことがわかります。

一流になるために必要なことは、本で一流の条件なんかを学ぶことではなく、自分なりの一流を定義し、あとは自分なりの一流になるための哲学をもつことくらいが条件なのだと思います。
そして本当の一流は、他の人と比較して違う点を自分で作り上げている人ですね。そのために必死に努力し工夫しているものです。残念ながら、ノウハウ本に頼った時点で一流への資格は失われたのだと思っています。
ちなみにですが本当の一流というのは自分自身で一流とは言わないし、思ってもいない方が多いですね。
この辺がネット上で溢れかえっている偽一流「僕一流アピール人材」とは大きく違うところ。

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渋谷雄大
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