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売れないものを売るのが使命

by 渋谷雄大

「売れないもの=悪いもの」ではない。
売れないけれど、とっても良い商品は世の中にたくさんあります。

売れる商品だけを取り扱っていくのは確かに楽かもしれませんが、いきつく先。その先に待っている競争相手は「Amazon」。
お客様が欲しい商品を検索して、簡単に購入できるAmazon。
お客様が買おうと思っている商品は検索できる。
だからAmazonとの比較になってしまいます。

先日、テレビを見ていると林先生の初耳学というテレビ番組で「実演販売士のレジェンド松下さん」が実演販売のプレゼン手法について興味深いことを言っていました。

「我々、実演販売士が扱い商品は基本的に売れていない商品なんです。売れていないけれども素晴らしい商品をどのようにプレゼンして買ってもらうのかが、僕達の仕事。」

たしかにそのとおりですよね。
勝手に売れる商品ならば、実演販売なんて必要ないですものね。

売れていないけれど、その魅力が伝えきれていないものを、どうやって欲しいと思ってもらうのか?
それこそがお店のあり方なのかもしれませんね。
お客様が欲しいものを言われるがままに提供しているだけではAmazonには勝てない。
そうではなくて、お客様にとって本当に良い商品を提案し、お客様を裏切っていくことこそがAmazonにはできない接客方法なのだと思います。

そういう意味でも、売れ筋商品だけを取り扱っているようなお店ではなく、誰も買わないけれど、素晴らしい商品を取り扱っていくことでファンは増えていくのではないでしょうか。

また先日のテレビでは「序破急」を意識しているともおっしゃっていました。
不審に思っているお客様との信頼を作る「序」
少しテンポを上げて説明する「破」
実演でクライマックスを演出する「急」
という流れが重要なんですね。
僕も師匠から講演会ではこの流れを意識しながらやるようにと言われたことがあり、それ以降は、こういう流れを意識しているのですが実演販売も同様なのですね。
びっくりしました。

ぜひ小さなお店は「売れないものにスポットを当てて」お客様を驚かせてあげてくださいね。

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渋谷雄大
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