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管理者と経営者の役割は別

by 渋谷雄大

なんですよね。
管理者と経営者は別物だと捉えていくことがとっても重要なんです。

もう決定的に違うのはこれです。
管理者は『過去と現状の視点』で物事を見ているのに対して、経営者は『未来の可能性』という視点で見ているんですよね。

経営者は旗振り役なので、道がないところに道を指し示す役割。
今を変える。今よりも良くする。全く新しいことにチャレンジする。のが経営者の役割です。一方で、管理者は、経営者が指し示した未来や可能性を具現化させるために「組織や部下」と協力しながら実現に向けて着実に進めていく役割です。

中小企業の場合は、社長が両面を担ってしまっていることも多いのですが、性格や個性の問題上、同一人格で両面を担うことは非常に難しい。
ですので、まずは自分自身が経営者向き(視点)なのか、管理者向き(視点)なのかを見極めたうえで、自分自身に不足している人材と協力体制を構築するか、役割を変えていくことが大切なんです。

僕が経営セミナーで必ずお話しているのが「20:80」の原則。
一言で言えば、20%のチャレンジと80%の内部固め。
経営者の役割は、20%のチャレンジ。
管理者の役割や、80%の内部固め。

20%のチャレンジは、周囲からするとまるで「遊び」に見えることも。無茶なことやってんな。と見えることも多いのですが、もしも経営者が管理職的になって現状維持ばかりしていればその企業に成長はありません。無茶なことに手を出すからこそ革新が生まれるのも事実(ただし事前に可能性の予測は必要)。
逆に、管理者が20%のチャレンジをし始めると、これまた企業としても危ないですよね。管理者層が好き勝手に新たなチャレンジをはじめてしまう。

こういったことは役割分担です。

ちなみにこれを販促活動に置き換えると、
新規顧客の開拓は「経営者」の役割。
既存顧客の維持・安定は「管理者」の役割。
経営者がトップ営業でまったく新たな仕事を取ってくる。
新しい商品開発を行い、新たな客層を狙ったビジネスをつくり上げる。
この旗振りはすべて経営者の仕事。

未来を語る経営者と屋台骨を確実に支える管理者。
この2つが揃った時に企業は安定していくんですね。

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渋谷雄大
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