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一歩先を読む想像力が必要

by 渋谷雄大

やっぱりです「太陽光発電業者の倒産急増」

陰るのは分かっていたこと、でも誰も見ようとしなかった

太陽光事業者の倒産急増 電気買い取り価格引き下げ、安易な参入… 今年は過去最悪ペース

http://www.sankei.com/economy/news/160809/ecn1608090033-n1.html

という記事を、産経ニュースで読みました。

私自身が、全国各地で工務店や建設関係向けに講演会をやっていますが、数年前から講演会でいつもこういう状況になるという話はしていました。が、当時の状況では「今の特需は特需ではなく、これからも継続するだろう。」という楽観的な意見が多かったように思います。誰もこれが一過性のものだという認識が無かったのか、それとも、そう思いたくなかったのか、は分かりませんが聞く耳持たぬという環境であったことは確かです。

あたりまえだが、物事(景気や環境変化)には波があることに気がつく!

景気も何も、すべては波のように推移しています。景気が良くなれば、いつか必ず景気は悪くなります。物事は波のように好調と不調を行ったり来たりしているわけです。

でも好景気のときほど、そこに目を向けない。この景気がずーーーーっと続くものだと思いがちです。

経営って先を想像することだと思います

ちょっと想像力を働かせれば、この先はどうなるか?はわかりますが、景気が良い時は極めて近視眼的に発想になってしまいます。目先のことばかりが目についてしまうのです。

経営者に必要なことは、この先どう転んでいくか?を予測し、その準備を日頃から整えておくことではないでしょうか。全てが正解するわけではありませんが、もしかしたら、こうなるのではないか?というリスクを事前に予測しておく。

先日、山形で行った創業塾でも、5年先の経営ストーリーを作ってもらいましたが、その中に様々なリスクも組み込んでもらったのです。

受講者の中には「社員が横領してお店が危機に陥る」と言った予測をしていました。もちろん、現実に起るかどうかは分かりませんが、その可能性がゼロであれば発想すらしないはずです。可能性としてはあり得ることです。

であれば、今のうちから、社員が横領できない仕組みを整えておくことで防止することはできます。

ひとつひとつのリスクを先読みして、準備しておくことで環境変化へ対応していくことができるのだと思います。

妄想は大切ですよね!

もちろん先は分かりませんから、次々と手を打っていく

だからといって、先読みしたものがどこまで当たるかは分かりません。だからこそ、現状に甘んじること無く、次の一手を次々と打っていくことが必要。その中からしか、新たな道は拓けないのであります。


渋谷雄大
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