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リスクは程度で分ける

by 渋谷雄大

ミスはゼロにはならないと心得よ

人が関与している限りミス(ヒューマンエラー)は必ず起こりえます。
でも、日本人の多くは、小さなミスも起こさせないようにガチガチにルールづくりをしているように感じます。ルールを厳しくすることで、また、エラーが起こりやすくもなります。ルールが厳格に慣ればなるほど、ルールを外れてしまう可能性が高まるからです。

ミスをゼロにしよう!という発想からの切り替え

ポイントとなるのは、ミスそのものを無くすのではなく、致命的なミスとそうでない軽微なミスとを分けて考えることです。
ミスは必ず起こり得る。
ただ、致命的なミスだけは見逃さないような仕組みを考えることが大切です。

これはCRM(クルー・リソース・マネジメント)という考え方で、飛行機のパイロットが実施している手法だそうです。パイロットも人間だから必ず小さなミスは侵すのが当たり前。これを無くそうとするのは却ってリスクが高くなるそうです。
ですので、墜落に繋がるような大きなリスクに関して、最大の注意を払うようにするということです。

ここ最近も、電車の運転手が運転中にあぐらをかいて運転していてクレームになったという記事を見ましたが、運転手があぐらを欠くという行為は、重大なリスクでしょうか?それとも軽微なリスクでしょうか?そもそも人間なので足が痒くなって掻きたくなることはあるのではないでしょうか。

小さな人間的な行為まで、制限するようなリスクヘッジは、逆にリスクを高めることに繋がりませんか?

あなたの会社のリスク対応はどうなっているのか?
いま一度考えてみましょう。


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渋谷雄大
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